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こんにちは。
大阪府高槻市の歯医者、高槻ステーション歯科です。

 

高槻ステーション歯科では、定期的に皆様のお口の健康を守る『お役立ち情報』や、歯科治療を分かりやすく丁寧に解説させていただくブログを更新しています。
歯やお口でお悩みの方に、少しでもお役に立てれば幸いです。

 

虫歯や歯周病で歯を失った際の治療法として何を思い浮かべるでしょうか?
一般的には入れ歯・ブリッジ・インプラントといった3種類の補綴治療の中から、患者さまに選択していただき形になるかと思われます。

 

「歯医者さんは良くインプラントを勧めてくる」という声を耳にすることもありますが、なぜ歯の専門家は歯を失った際の補綴治療にインプラントを推奨するのでしょうか?

 

インプラントは自由診療になるので、費用が高くなるとお考えの方も多いかと思いますが、長い目で見ると保険診療のブリッジや入れ歯でその場しのぎの補綴治療を行うより、インプラントで長く健康的にしっかり噛める歯を取り戻して欲しいという事が大きな理由になります。

 

今回の記事では、歯医者さんが歯を失った際の治療でインプラントを推奨する理由について解説していきます。
インプラントは費用が掛かる自由診療と思われがちですが、ブリッジや入れ歯に比べ、コストパフォーマンスの良い補綴治療だという事を分かりやすくお話させて頂きます。

 

歯医者さんが歯を失った際にインプラントを推奨する理由

 

歯を失った際の治療法
入れ歯

入れ歯は補綴治療の中でも想像しやすい治療法だと思います。
人工的な歯肉と歯を欠損箇所に金属のバネなどを使用して失った歯を補う治療法です。入れ歯にも安価な保険診療のものから、金属床などを使用した自由診療のものがあります。

 

ブリッジ

ブリッジとは欠損箇所の両隣にある歯を削って土台にし、歯を失った箇所の歯を中心に連なった人工歯を装着する治療法です。
ブリッジは基本的に保険診療になり、患者さまの3割負担で治療ができるため安価に治療が可能です。

 

インプラント

インプラントは歯を失った位置の顎骨に人口歯根を埋め込み接続部を装着、そこに被せ物を装着治療です。
インプラントは外科手術が必要で自由診療になりますが、日帰りで埋入手術ができるので比較的どこの歯医者でもインプラント治療の受診が可能になってきました。

 

入れ歯・ブリッジの懸念点

保険診療の入れ歯やブリッジは保険がきくので、短期的に見れば負担額は少なく済みます。
しかし、補綴箇所の寿命や術後の周囲の歯に影響が出るケースがあります。

 

入れ歯の場合、約3~4年周期に修理・交換が必要になるケースが多く、入れ歯が合わず噛んだ時に痛みや違和感があれば都度調整の為に歯医者へ来院する必要があります。
入れ歯は数ミリ単位で合うあわないが出るので、ご自身の生活に馴染むのに時間と調整が必要になります。

 

ブリッジの場合は寿命が5~10年と長く使用できると思われますが、健康な両隣の歯を削っている事で、そこから虫歯や歯周病などのトラブルになるケースがあります。
実際に同じブリッジを10年以上使用しているケースは稀だと思われます。

 

健康な歯を土台にするため削り、そこで歯を支えるという事は、噛むたびに支える歯根の負担が大きくなります。
そして、歯は一度削ると二度と生えたり再生する事はありません。歯医者さんとしては健康な歯を削るという行為はなるべく行いたくない治療であると言えます。

 

他の治療に比べインプラントが優れている理由
寿命が長い

インプラントは正しくケアを行い、インプラント周囲炎に注意しながら、歯医者さんで定期的に検診を受けて頂ければ10年以上、人によっては半永久的に機能を保持する事ができます。

 

自由診療のため、初期の費用負担は大きいですが、インプラント自体の寿命が長いため、そしてご自身のケアが入れ歯やブリッジに比べ容易なので寿命が長くなり、長い目で見るとコストパフォーマンスの良い治療だと言えます。

 

噛む力が強い

入れ歯やブリッジは硬いものが食べにくい、徐々に咀嚼力が低下するのに比べ、インプラントの場合、顎の骨を健康な状態で保持していれば天然歯のような感覚で噛む事ができます。
良く噛んで食事を摂る、ストレスなく食事を楽しむという事はとても大切で、全身の健康維持にも貢献します。

 

周囲の健康な歯に負担が少ない

入れ歯の場合、歯を顎の骨で支えていないので、どうしても入れ歯のバネを引っ掛ける箇所に負担が掛かり二次虫歯や歯周病の懸念もあります。
ブリッジの場合はそもそも健康な両隣の歯を削っているので、削った箇所の負担が大きく増えるのと、土台となる歯根にも大きな負担になってしまいます。

 

インプラントの場合は、人工歯根ですが顎の骨にしっかり埋入し土台としているので、周囲の健康は歯に負担が掛かる事はほとんどありません
負担がないという事は周囲の歯を健康な状態で保持でき、二次的な病気の懸念も少なく安心できます。

 

まとめ

歯を失った際の治療法でお悩みの場合、費用だけで治療法を選択してしまうと、将来的にケアや二次的な治療での出費がかさみ余計に費用が掛かってしまうケースがあります。
補綴治療後のケアのしやすさや、周囲の歯への二次的被害の懸念なども配慮して選択する事が大切です。

 

周囲の健康な歯を守りたい、補綴箇所のご自身のケアを負担なく行いたい、歯を失っても食事をストレスなく摂りたいと考えている方にはインプラント治療はとても良い治療法だと考えられます。
ブリッジ・入れ歯・インプラントという治療法の特徴などをしっかり理解して選択することをお勧めします。

 

当院ではインプラントの相談は無料で実施しています。
インプラント治療について不明な点がございましたら、お気軽にご相談にお越しください。

 

 
 

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