こんにちは。
高槻市の歯医者、高槻ステーション歯科です。
高槻ステーション歯科では、定期的に皆様のお口の健康を守る『お役立ち情報』や、歯科治療を分かりやすく丁寧に解説させていただくブログを更新しています。
歯やお口でお悩みの方に、少しでもお役に立てれば幸いです。
皆さまは歯ブラシをどのくらい使用しているでしょうか?新しい歯ブラシへの交換時期や古い歯ブラシの捨て方についてお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
古い歯ブラシを長く使用していると、歯磨きのブラッシング効果が低下してしまい、効果的な歯磨きが出来ず、虫歯や歯周病に罹患するリスクが高まります。
今回は歯ブラシを交換するタイミングや、古い歯ブラシの捨て方を詳しく解説させて頂きます。
正しい歯ブラシの交換時期を覚えると、日々のブラッシングがより効果的になり、お口のトラブルや口臭予防に繋がります。
歯ブラシの交換時期は1日に何回、同じ歯ブラシでブラッシングを行うかによっても異なります。目安として1日3回、毎食後必ず歯磨きをする場合、歯ブラシの交換は1ヶ月ごとに交換するのがお勧めです。
1日に朝と夜だけ歯磨きを行う場合は、1ヶ月半ほどの交換がお勧めで、それ以上長く同じ歯ブラシを使用するのはお勧めできません。
一般的には歯ブラシの寿命は1ヶ月と言われており、見た目の目安としては歯ブラシを後ろから見た時に、毛先が歯ブラシのヘッドに隠れず見えている状態の歯ブラシは交換するようにしましょう。
歯磨き後、毛先からしっかり水分が乾くように通気の良い場所に保管するのがお勧めです。
歯ブラシの毛先に水分が残る状態が続くと、細菌が繁殖しやすくなります。締め切ったお風呂場で保管するのではなく、少しでも風通りの良い洗面所などに保管するのが良いでしょう。
せっかく歯磨きをしていても、細菌の付着した毛先で歯磨きを行うのは逆効果になってしまいますので注意しましょう。
普段の歯磨きの仕方を歯医者で指導してもらった経験はあるでしょうか?歯医者ではTBIという歯磨き指導を行い、ご自身のブラッシングを効果的に行ってもらうためのアドバイスを行っています。
多くの方は、普段のブラッシングを聞くと強い力でゴシゴシ磨く方が多いですが、歯磨きに強い力は必要ありません。
理想的なブラッシングは、弱い力でお口全体を撫でるように時間をかけて行うのが理想的です。
ご自身が思っている以上に普段の歯磨きで力を入れて磨いている方は多いです。強い力でブラッシングを行うと、歯磨きの毛先も広がってしまいやすく、歯ブラシの寿命を短くしてしまいます。
普段のブラッシングを効果的にするために、強い力でゴシゴシ磨くのではなく、歯ブラシの角度など当て方が大切です。
ご自身の歯磨きに自信が無い方や、虫歯や歯周病に罹患しやすい人は、歯医者さんで適切なブラッシング方法をレクチャーしてもらいましょう。
毛先の広がった歯ブラシや使い古した歯ブラシでは、細菌である歯垢、プラークをきちんと除去することが出来ません。
歯垢やプラークがある事は、お口の細菌が繁殖しやすい状態になってしまい、虫歯や歯周病になりやすい口腔内になってしまいます。
毛先の広がった歯ブラシは弾力性が失われてしまい、毛先の硬くなった歯ブラシでお口を磨いていると歯ぐきや歯を痛めてしまう原因になります。
歯磨きの際に、歯がよくしみる、歯ぐきからよく出血する場合は、古くなった硬い毛先の歯ブラシを使っているせいで歯や歯ぐきが痛んでいる可能性があります。
古い歯ブラシは雑菌が繁殖しやすい状態です。
食べかすや細菌が残っている歯ブラシを使い続けていると虫歯や歯周病、口臭の原因になることもあります。
歯ブラシの交換時期は1ヶ月と分かったけど、使い終わった歯ブラシはどうやって捨てたら良いの?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
歯ブラシの捨て方は基本的に各自治体によって異なりますが、基本的に「可燃ごみ」で捨てる地域が多いです。
当院がある高槻市では「可燃ごみ」に指定されているので、燃えるゴミの日に出すのが正しい捨て方です。
歯ブラシの柄の部分はプラスチックで作らているものがほとんどなので、プラスチックゴミで出してしまいそうですが、可燃ごみとして処理するケースが多いです。
これは地域によって異なりますので、各自治体のホームページなどで調べてから、正しい方法で処分しましょう。
歯ブラシの正しい交換時期を知ることで、普段のブラッシングはより効果的なものになります。
歯医者さんに頻繁に通う人でも、普段の歯磨きが効果的でないと、虫歯や歯周病、口臭などのお口のトラブルを回避する事はできません。
お口の健康を守るためには、普段の効果的なブラッシングと、定期的な歯医者さんでの歯科検診を行う事が大切です。
歯医者さんと一緒に健康な口腔内を長く保ちましょう。
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